台湾は台湾。食べたら開く漢字圏に咲くカカオの香り。
なんの当てもなく行った台湾の南の地域、屏東(ピンドン)。ハナさんという友人がアテンドしてくれた台湾の果てにカカオの観光農園がありそこへ案内してもらうも使用しているのはなんとガーナ産。しかしすぐ近くにてカカオを栽培している人を紹介してもらえることに、それが張(ジャン)さんだ。その日は40℃を超える暑さで気絶しそうな中、農園を案内してもらった。喉が乾いた、というタイミングでなんか飲むかと尋ねられ歓喜した中出てきたのは熱々のカカオティーであった。多謝。と、皆は伝え飲んだ。農法は有機。自分で様々な工夫を行い試行錯誤している元商社マンで、カカオ豆の輸出も自ら行っている。僕らのリクエストでカカオ豆の二次発酵に挑戦してくれ、稀に見る素晴らしい味を創り出してくれた。ジャケットは書道家万美氏。確かな努力によって培われた間違いないスキルで書道をグラフティへと昇華させた天才美人書道家。その負けん気は間違いなくヒップホップだ。
アーティスト
書道家 万美
古典に立脚した書道と、様々なカルチャーとの共通点を見出し 数多くのコラボレーションを実現。独自のスタイルである "MAMIMOZI" を信念に 日本各地、世界各国を巡る。